【1月27日 CGTN Japanese】中国とニュージーランドが26日に既存の自由貿易協定(FTA)を強化する議定書に署名したことを受け、外交部の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は、「両国のFTAのグレードアップは、実際の行動をもって多国間主義と自由貿易を堅持していくという両国の決意を示した」と評価しました。

 趙報道官は関連の質問に答えた際、「既存のFTAは、発効から12年間にわたって、両国と両国民に実際の利益をもたらしてきた」としました。その上で、今回のFTAの強化が貨物貿易やサービス貿易など多くの分野に及ぶことを明らかにし、「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定をベースとした、両国の自由貿易協力のさらなる進展が実現する」として、双方の経済協力の拡大や各分野における実務協力の強化、コロナ禍の克服と経済回復の後押しにつながることに期待を寄せました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News