【1月27日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は26日、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた会長選の日程が3月7日に設定され、史上初めて郵便投票が認められることになったと発表した。

 会長選は当初今月24日に予定されていたが、感染者の増加による国内の制限措置の厳格化を受けて延期を余儀なくされていた。

 カタルーニャ(Catalonia)州政府はその後、スポーツチームの投票に関する法律を改正し、郵送での投票を認めた。65歳以上の会員は自宅から投票可能だという。

 バルセロナはもともとスペインとアンドラの全域に投票所を設置する予定だったが、州内の各地域に現在課されている規制が選挙日まで続くことが予想され、「不可能」になったとしている。

 クラブによれば、現場での投票を希望する会員のために、カタルーニャ州とアンドラで計5か所の投票所が開設される。

 昨年10月に辞任したジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)前会長の後任を決める今回の選挙には、バルセロナで会長を務めた経験を持つジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)氏のほか、ビクトル・フォント(Victor Font)氏とトニ・フレイシャ(Toni Freixa)氏の計3人が出馬している。(c)AFP