【1月28日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)で公園の乗り物を勝手に持ち出し、通勤用の「足」として使っていた高齢女性が地元の警察から注意を受けた。

 女性は蘇州市内の公道を動物の形をした乗り物にまたがってさっそうと走る姿がネット上で話題を呼んでいた。ところが、これを耳にした地元の交通警察が動画を手掛かりに調査を開始。その結果、話題の人物は公園の遊具を管理する76歳の女性であることが判明した。女性は足の痛みのため息子に通勤の送迎を任せていたが、息子が出張中で自力では移動できなかったため、公園の遊具として使われている動物型の乗り物を拝借しようと思い付いたという。

 交通警察が女性に根気よく説明したところ、女性はようやく遊具で公道を走ることの危険性に気付き、二度と乗らないことを誓った。(c)Xinhua News/AFPBB News