【1月27日 AFP】コロンビアのカルロス・オルメス・トルヒジョ・ガルシア(Carlos Holmes Trujillo Garcia)国防相が26日、新型コロナウイルスによる合併症のため亡くなった。69歳だった。同国のイバン・ドゥケ(Ivan Duque)大統領が同日、ツイッター(Twitter)で明らかにした。

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 国防省によると、トルヒジョ氏は今月11日に入院し、4日後に「肺感染症が急激に悪化」したため集中治療室に移されていた。

 トルヒジョ氏はコロンビア南西部カリ(Cali)生まれで、1990年以降、6人の大統領の政権で内相や教育相、大使を歴任した。

 公式統計によると、コロンビアでの新型コロナウイルス感染者数は200万人を超え、死者数は約5万2000人。同国は陸と川の国境を1年近く閉鎖しており、政府は少なくとも3月1日まで閉鎖を続ける方針を示している。(c)AFP