【1月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は214万687人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも9963万1810人の感染が確認され、少なくとも6048万5100人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 25日には世界全体で新たに9666人の死亡と49万2081人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1733人。次いでドイツ(903人)、スペイン(767人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに42万1134人が死亡、2529万7546人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は21万7664人、感染者数は887万1393人。以降はインド(死者15万3587人、感染者1067万6838人)、メキシコ(死者15万273人、感染者177万1740人)、英国(死者9万8531人、感染者366万9658人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの180人。次いでスロベニア(163人)、チェコ(146人)、英国(145人)、イタリア(142人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が70万5375人(感染3227万9350人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が57万5976人(感染1824万1436人)、米国・カナダが44万319人(感染2604万8205人)、アジアが23万6291人(感染1497万5110人)、中東が9万5845人(感染459万8052人)、アフリカが8万5936人(感染345万8019人)、オセアニアが945人(感染3万1640人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP