【1月26日 AFP】仏オリンピック委員会のドゥニ・マセグリア(Denis Masseglia)会長は25日、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていない選手らは東京五輪で「非常に厳しい」状況に置かれるとの考えを示した。

 国際オリンピック委員会(IOC)は27日に開く理事会で、選手に対するワクチン接種について協議する予定。

 マセグリア氏はビデオ会議を通じて開いた記者会見で、ワクチン未接種で東京五輪に出場する選手には「2週間の隔離」が課され、「朝晩、検査を受けなければならない」と警鐘を鳴らした。ただ、こうした措置はやむを得ないものであり、「五輪の開催がかかっている」とも指摘。「日本が世界各国から選手や要人を受け入れるためには、一定の予防措置が必要だ」とした。(c)AFP