【1月30日CGTN Japanese】「万里の黄河を潜る初のトンネル」として知られる済南黄河トンネルは23日に全線貫通しました。開通はこの10月を予定しています。開通となれば、車では最短4分で、地下鉄では最短2.5分で黄河をくぐることができ、現在の済南黄河大橋を使う場合よりは約1時間短縮できるということです。

 情報筋によりますと、済南黄河トンネルは全長4760メートルで、国内で工事中の同じタイプのトンネルの中では、規模が最も大きいものとなっています。

 同プロジェクトは2019年9月にシールドマシンによる掘削工事を始めてから、多くの技術的難関を乗り越え、空間利用の最適化と黄河生態系への保護の両立を実現しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News