【1月26日 CGTN Japanese】1909年の中国初の鉄道・北京と河北省（Hebei）張家口（Zhangjiakou）を結ぶ京張鉄道の敷設完成から2019年の京張高速鉄道の開通まで、また自主設計におけるゼロの突破から世界トップレベルの自動運転高速鉄道の誕生まで、さらに時速35キロから350キロにという中国の鉄道の歩みは、中国経済社会の飛躍的な発展を証言するものです。

　交通運輸部の最新データによりますと、2020年末までに高速鉄道の営業距離は3万7900キロに達し、2015年末の1万9800キロの2倍近くになりました。つまり、2016年から2020年までの第13次五ヵ年計画期間中、高速鉄道の営業距離はほぼ倍増し、世界トップの座を維持しているということです。このほか、世界最速列車「復興号」が有する254の重要基準のうち、84%が中国基準になっています。

　中国の高速鉄道はハード面でのレベル向上のほか、北斗衛星ナビゲーションを採用し、モバイル接続のスマート鉄道に変貌しています。ネットでの切符購入、オンラインでの座席指定、顔認識改札、携帯電話による食事予約、異なる町での切符購入、携帯電話によるキャンセルまたは変更など、ソフトパワーの面においても国内外の利用客に世界一流のサービスを提供できるよう全力をあげています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News