【1月25日 CGTN Japanese】2022年北京冬季五輪・パラリンピックの競技施設の一つである国家スピードスケート館(愛称は「氷のリボン」)で今月初めから行われていた初の製氷作業が22日、完了しました。

 スケートリンクのコンクリートスラブの平滑性はプラスマイナス2ミリ前後に、温度差は0.5℃以内に抑えられており、優れた競技環境が確保されるということです。

 国家スピードスケート館は、冬季五輪のスピードスケート場としては初めて、遷移臨界CO2による直接冷却技術を導入しました。この技術は世界で最も先端的かつ環境にやさしい製氷技術であり、高効率で、炭素排出量はゼロに近いというものです。国家スピードスケート館のスケートリンクは広さ1万2000平方メートルで、現在、遷移臨界CO2直接冷却技術によって作られた世界最大のスケートリンクとなっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News