責任ある行動で世界経済の回復に貢献すべきだ
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【1月26日 People’s Daily】2021年、世界経済が不況の影から抜け出すことができるかどうかに、世界が注目している。力強くリバウンドするのか?それとも苦しい坂を登るか?これは世界的な新型コロナウイルス感染予防対策実施の効果、感染防止と経済社会発展に向けた各国の決意と能力、そして、革新的な発展と協力のチャンスをつかむための各国による行動の着実な実施にかかっている。
新型コロナウイルスのワクチンが続々と登場するにつれ、国際社会は今年の世界経済の回復と成長に期待を寄せている。今年の世界経済の成長率として、国際通貨基金(IMF)は5.2%、経済協力開発機構(OECD)は4.2%を予測している。しかし、世界経済の回復は、不均衡かつ不確実なものとなる見通しだ。世界銀行のデービッド・マルパス(David Malpass)総裁は、世界の生産高はコロナ禍前の水準に回復するまで2~3年かかると指摘した。
新型コロナウイルス感染拡大を効果的に抑制することは、世界経済の回復の鍵となる。世界経済の衰退は新型コロナウイルスによって起こったことであり、このウイルスが抑制されれば、成長は必ず回復していくだろう。このため、すべての国に新型コロナウイルスワクチンの購入可能なコストのアクセスを確保することは、世界の均衡ある回復とアフターコロナ時代の世界経済の包括的な成長にとって非常に重要だ。
先日、ドイツメディアは、2020年は科学技術の持つポテンシャルを強く印象づけた1年だったと指摘した。世界貿易機関(WTO)が発表した報告によると、世界経済のデジタル化と情報化の転換が進行していると指摘されている。科学技術革新とデジタル変革によって新たな発展の運動エネルギーが生み出され、各国の積極的な変化、危険をチャンスに変える重要な措置になることは疑いがない。デジタル経済のために有利な発展環境をつくり、デジタルインフラ整備を進め、環境にやさしい産業を発展させ、新たな効率的な経済システムを構築することは、未来の発展ニーズに適応し、より多くの人が繁栄を享受するために必要な優先事項だ。
より大きな力で協力のチャンスを創りだし、貿易と投資の自由化と便利化を推進することは、アフターコロナ時代の世界経済回復のための重要な原動力となる。開放型の世界経済を構築することは依然として各国共同の選択であることが証明されている。地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の締結は、世界の自由貿易に対する自信を奮い立たせた。7年間にわたる中欧投資協定は予定通り交渉を完了し、2021年の世界経済に明るい材料を与えた。2021年に入りまもなく、数十か国をカバーしたアフリカ大陸自由貿易地域(AfCFTA)が正式に発足した。アミナ・モハメド(Amina Mohammed)国連常務副事務総長は、これはアフリカの工業化を推進し、アフリカ経済のコロナ禍への対応を支援しながら持続可能な回復を実現すると指摘した。
中国経済の持続的な回復は、世界経済の成長の不確実性を取り除く貴重な材料だ。OECDが発表した報告書によると、中国の経済成長の2021年の世界経済成長に対する貢献率は3分の1を超えると予想されている。今年は中国の「第14次5か年」計画がスタートする年で、中国は「安定を保ちつつ前進を求める」という活動全体の基調を堅持し、新たな発展段階に立脚し、新たな発展理念を貫き、新たな発展構図を構築し、引き続き経済の質の高い発展を促進し、世界経済の谷底から抜け出るための自信と原動力を高める。(c)People’s Daily/AFPBB News