【1月25日 AFP】ポルトガルで24日、新型コロナウイルスの被害が拡大するなか大統領選挙の投票が行われ、現職のマルセロ・レベロデソウザ(Marcelo Rebelo de Sousa)大統領が再選を確実にした。メディア予測と現時点での開票結果で明らかになった。

 再選が見込まれていた中道右派のレベロデソウザ氏は、開票率98%時点の得票率は61.6%。2位は12.24%を獲得した政権与党・社会党のアナ・ゴメス(Ana Gomes)氏で、3位には11.9%を獲得した新興極右政党「シェガ(CHEGA)」のアンドレ・ベンチュラ(Andre Ventura)氏が躍り出た。

 世論調査で第1回投票での勝利が見込まれていた元政治コメンテーターのレベロデソウザ氏は、半ズボン姿でスーパーの列に加わったり、転覆したカヌーから女性らを救うために海に飛び込んだり、ホームレスの人々と食事をしたりするなど、その気取らない人柄で知られている。

 棄権が70%に上る懸念をよそに、24日午後4時(日本時間25日午前1時)時点での投票率は35.4%で、5年前に行われた前回の大統領選の同時刻よりわずかに低い程度だった。

 首都リスボンでは、有権者が投票所の外で列をつくり、新型コロナウイルスによるソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)の規制に基づき、1人ずつ中に入って投票した。(c)AFP/Thomas CABRAL