【1月25日 AFP】20-21イタリア・セリエAは24日、第19節の試合が行われ、ユベントスはホームでボローニャ(Bologna FC)を2-0で下し、消化試合数が一つ少ない中で首位ACミラン(AC Milan)との勝ち点差を7に縮めた。

 その後に行われた試合で、アウェーのナポリ(SSC Napoli)がエラス・ベローナ(Hellas Verona)に1-3で敗れたため、10連覇を目指すユベントスが4位に浮上した。

 13位のボローニャを下してタイトル獲得の望みをつないだユベントスは、0-2で敗れた前週のインテル(Inter Milan)戦からの立て直しに成功した。

 ユベントスは15分、アルトゥール(Arthur Melo)がミドルシュートを放つと、これがボローニャのイェルディ・スハウテン(Jerdy Schouten)に当たって大きくコースが変わり、先制した。

 最大で8200万ユーロ(約103億5000万円)にも達する移籍の取引で、昨夏スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)から加入したアルトゥールは、これが公式戦19試合目にして移籍後初ゴールとなった。

 71分には、ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke04)から新加入したウェストン・マケニー(Weston McKennie)がCKに合わせ、移籍後21試合目で4点目をマークした。

 78分には新型コロナウイルスから回復したDFマタイス・デ・リフト(Matthijs De Ligt)が途中出場を果たし、ユベントスは2011年2月に黒星を喫してから続いているボローニャ戦での無敗記録をまたも伸ばした。

 ナポリは、イルビング・ロサノ(Hirving Lozano)がゴールを挙げてキックオフからわずか9秒で先制したものの、逆転負けを喫してユベントスを上回るチャンスを逃し、6位をキープ。同じく欧州カップ戦の出場権を争うサッスオーロ(US Sassuolo)を2-1で下したラツィオ(SS Lazio)と34ポイントで並んでいる。

 ミランは前日の試合でアタランタ(Atalanta)に0-3で敗れたものの、2位インテルがウディネーゼ(Udinese)とのアウェーゲームを0-0で引き分けたため、首位の座を守っている。(c)AFP