【1月25日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガ1部は24日、第18節の試合が行われ、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はFWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のリーグ戦8試合連続ゴールなどで最下位シャルケ04(Schalke04)に4-0で勝利した。

 前日に行われた試合で、2位RBライプツィヒ(RB Leipzig)が17位に沈むマインツ05(Mainz 05)に2-3でまさかの黒星を喫したため、王者バイエルンは勝ち点差を7にまで広げている。上位3チームのうち、今節唯一の白星を挙げたバイエルンは9連覇に向けて順調に進んでいる。

 トーマス・ミュラー(Thomas Muller)のゴールで先制したアウェーのバイエルンは、後半に今季リーグ戦17試合目の出場となったレワンドフスキが、角度のないところから自身23点目をマークした。

 その後はミュラーが再びヘディングでゴールを挙げると、ダビド・アラバ(David Alaba)がミドルシュートを突き刺し、バイエルンが88分からの2分間でさらに2点を追加した。

 17日のリーグ戦でSCフライブルク(SC Freiburg)を2-1で下していたバイエルンは、終盤のPK失敗にも助けられて20日のFCアウクスブルク(FC Augsburg)戦も1-0で辛勝しており、この1週間の3試合で最大の勝ち点9を挙げた。

 それでもバイエルンのハンジ・フリック(Hansi Flick)監督は、改善の余地があったと見ており、「完全に満足したわけじゃない。確かに4ゴールを奪ったが、ポゼッションに関してはあと一つや二つ改善させられることもあった」と述べ、以下のように続けた。

「リスクを冒しすぎるときもあれば、あまりにもプレーが遅いときもある」

「それでも、1週間で9ポイントを挙げられたことには満足している」

 これが197試合目のクリーンシート達成となったバイエルンの守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)は、オリバー・カーン(Oliver Kahn)氏が保持していたリーグ最多記録を更新した。

 古巣対戦となったノイアーは「シャルケがリーグに残留し、なんとか形勢が変わることを願っている」とコメントした。

 シャルケは依然として最下位に沈んだままであり、残留圏と10ポイント差となっている。(c)AFP/Ryland JAMES