米政府、ロシアのデモ対応批判 ナワリヌイ氏の釈放求める
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【1月24日 AFP】米政府は23日、ロシアで勾留中の野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏の釈放を求めるデモ参加者に対し「荒々しい手法」を用いたとして、ロシア政府を強く非難した。
ロシアでは同日、体制批判とナワリヌイ氏の釈放を求める抗議デモが全土で繰り広げられ、首都モスクワでは警察がデモ隊と激しく衝突。各地で計2500人以上が拘束された。
米国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官は、「米国は、今週末にロシア全土の都市で行われたデモの参加者や記者らに対する荒々しい手法を強く非難する」との声明を発表。「ロシア当局に対し、世界共通の権利を行使したことで拘束されたすべての人の釈放と、アレクセイ・ナワリヌイ氏を直ちに無条件で釈放することを求める」と述べた。
さらにプライス氏はロシアに向け、ナワリヌイ氏の毒殺未遂に対する国際社会による調査に全面的に協力し、ロシア国内での化学兵器使用について明確に説明するよう求めた。(c)AFP