【1月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は210万7903人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも9812万7150人の感染が確認され、少なくとも5961万3300人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 22日には世界全体で新たに1万6380人の死亡と66万1495人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の4151人。次いでメキシコ(1440人)、英国(1401人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに41万4107人が死亡、2482万1814人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は21万5243人、感染者数は875万3920人。以降はインド(死者15万3184人、感染者1063万9684人)、メキシコ(死者14万7614人、感染者173万2290人)、英国(死者9万5981人、感染者358万3907人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの178人。次いでスロベニア(159人)、チェコ(143人)、英国(141人)、イタリア(140人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が69万2687人(感染3178万2078人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が56万8016人(感染1796万6820人)、米国・カナダが43万2904人(感染2555万7559人)、アジアが23万4399人(感染1485万8277人)、中東が9万5095人(感染453万5883人)、アフリカが8万3857人(感染339万4935人)、オセアニアが945人(感染3万1606人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP