【1月23日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガ1部は22日、第18節の試合が行われ、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)が4-2でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)を下し、暫定4位に浮上した。一方、約6年ぶりにボルシアMGに土をつけられたドルトムントは、同5位に転落した。

 試合開始から32分までに、ボルシアMGはDFニコ・エルヴェディ(Nico Elvedi)が先制点を含む2点を決め、ドルトムントはアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が同点弾と逆転弾の2点を奪った。

 それでも後半開始早々にラミー・バンセバイニ(Ramy Bensebaini)が再びチームにリードをもたらしたボルシアMGは、相手選手への唾吐き行為で科された出場停止処分が明け、途中出場を果たしたマルクス・テュラム(Marcus Thuram)が78分にヘディングでチーム4点目を決めた。

 ボルシアMGは新年に入り獲得できる勝ち点15のうち13を手にしており、24日にシャルケ04(Schalke04)との一戦を控える首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との勝ち点差を暫定で8としている。今季のボルシアMGは、バイエルンに加えて現在リーグ2位につけるRBライプツィヒ(RB Leipzig)にも勝利している。

 一方のドルトムントは、年始にRBライプツィヒに3-1と快勝を収めたものの、ここ3試合で勝ちがなく、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)出場権獲得圏外の5位に順位を落とした。(c)AFP