【1月22日 CGTN Japanese】中国民政部養老サービス司の李邦華(Li Banghua)副司長は20日、国務院共同予防・抑制メカニズムが開いた記者会見で、「去年、武漢(Wuhan)で新型コロナウイルス感染症が終息してから、全国の4万カ所近くの高齢者施設で『ゼロ感染』が続いている。最近、北京市、河北省(Hebei)、黒竜江省(Heilongjiang)などで感染が発生しているものの、これらの地域にある高齢者施設にいる高齢者と職員には感染者や感染の疑いが持たれる人が1人もいない」と述べました。

 李副司長によりますと、今年各地で高齢者施設の閉鎖的な管理がすでに始まり、面会や不必要な人員の立ち入りが一時的に停止され、各種物資が高齢者施設に運び込まれる際もルールに従って消毒や管理などの作業をきちんと行わなければなりません。また、感染症の予防と抑制の管理ルールに従うことを前提に、高齢者施設で祝日を祝う小規模なイベントを開催することや、オンラインでの見舞いを奨励するとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News