【1月22日 AFP】20-21スペイン1部リーグは21日、第19節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はルイス・スアレス(Luis Suarez)の2得点でSDエイバル(SD Eibar)に2-1で勝利した。

 ホームのエイバルはGKマルコ・ドミトロビッチ(Marko Dmitrovic)がアトレティコ守護神のヤン・オブラク(Jan Oblak)からPKを決めて早々に先制したが、結局はスアレスにPKを含む2得点をマークされ、逆転を許す結果となった。

 89分に決勝点をマークしてまたしても終盤のゴールで勝利したアトレティコは、消化試合数が一つ少ない中で2位レアル・マドリード(Real Madrid)に7ポイント差、3位FCバルセロナ(FC Barcelona)に10ポイント差をつけている。

 ドミトロビッチは「僕がPKを蹴るというのは、(ホセ・ルイス・)メンディリバル(Jose Luis Mendilibar)監督のアイデアだった。きょうは僕の番だったが、結果に一切つながらなかったから残念だ」と明かした。

 また「他の選手が失敗していたから彼が蹴った」と述べたメンディリバル監督は、「彼は失敗するまで蹴り続けるだろう。それが決まりだから」と続けた。

 一方、今季リーグ戦のゴール数を11点にまで伸ばし、FCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)と並び得点ランキングの首位タイに浮上したスアレスは、チームをリーグ優勝に導き得る選手としての雰囲気をますます醸し出している。(c)AFP