【1月22日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは21日、第18節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は下位バーンリーFC(Burnley FC)に0-1で敗れ、ホームでのリーグ戦無敗記録は68試合で止まった。

 これでプレミアリーグここ5試合で未勝利となった4位リバプールは、首位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との勝ち点差が6に広がり、連覇が遠のいた。

 降格圏より順位が一つ上の17位でこの試合に臨んだバーンリーだが、GKアリソン(Alisson Ramses Becker)に倒されたFWアシュリー・バーンズ(Ashley Barnes)が83分にPKを決め、残留に向けて大きなはずみをつけた。

 リバプールが本拠地アンフィールド(Anfield)でのリーグ戦で黒星を喫するのは、2017年4月以来となる。その後に30年ぶりにリーグ優勝を果たしたリバプールだが、悲惨な結果がここ1か月続いたことで連覇の望みは急速に薄れつつある。

 守備陣に多くの負傷者が出ているリバプールだが、リーグ戦で4試合連続無得点に終わるなど、得点力不足によってここ最近は犠牲を払わされている。

 リーグ戦での連続無得点がこの16年間で最長となっているリバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、得点王であるモハメド・サラー(Mohamed Salah)とロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)をベンチに置くことでこの状況に対応した。

 しかし前半の半ば、GKニック・ポープ(Nick Pope)と1対1になったFWディボック・オリジ(Divock Origi)のシュートがクロスバーの下をたたいたことで、リバプールが前線のお決まりの3人に頼ってきた理由が浮き彫りになった。

 サラーとフィルミーノを後半の早い段階で投入し、サディオ・マネ(Sadio Mane)とトリオを形成させたリバプールは絶え間なくプレッシャーをかけたが、最後までバーンリーの抵抗に遭った。

 次のリーグ戦が行われるまでに、リバプールは7位に転落している可能性もある。

 24日にFAカップ(FA Cup 2020-21)でユナイテッドのホームに乗り込むリバプールは、28日に予定されているトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とのアウェーゲームを皮切りに、今後リーグ戦の6試合で上位7位までにつけている5チームと対戦する。(c)AFP