【1月21日 CGTN Japanese】20日零時25分、長征3号乙運搬ロケットに搭載された通信衛星「天通1号03」が西昌衛星発射センターで打ち上げられました。衛星は順調に予定の軌道に乗り、打ち上げは成功しました。これは西昌衛星発射センターにとって今年初の任務遂行で、中国の宇宙航空事業にとっても2021年初の打ち上げとなりました。

「天通1号」は中国が独自に研究開発し、整備した移動体衛星通信システムで、宇宙空間部分、地上部分、ユーザー端末から構成されており、国産の移動体通信システムの空白を補う存在です。「天通1号03」は軌道上で地上のシステムと共に移動体通信網を構成し、中国と周辺地域、中東、アフリカなどや、太平洋およびインド洋の大部分の海域のユーザーに向けて、24時間・全天候型の安定した信頼性の高いモバイル通信サービスを提供し、衛星通信サービスと緊急通信の保障力のアップに貢献すると見られています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News