【1月19日 Xinhua News】中国国家郵政局はこのほど、2021年第1四半期(1~3月)定例記者会見を開き、2020年の宅配便サービス満足度の調査結果と配達所要時間の測定結果を明らかにした。

 調査・測定は同局が第三者機関を通じて行った。19年の国内宅配便取扱量ランキングで上位に入り、主要な市場シェアを占めるトップ10社を対象に、50都市で実施した。

 配達所要時間と72時間定時到着率のランキングは順に、順豊速運(SFエクスプレス)、中国郵政EMS、京東快逓(JDエクスプレス)、中通快逓(ZTOエクスプレス)、韵達快逓、百世快逓(BESTエクスプレス)、申通快逓(STOエクスプレス)、円通速逓(YTOエクスプレス)、天天快逓(TTKエクスプレス)、徳邦快逓(DEPPONエクスプレス)だった。

 国内重点地域の配達所要時間の測定では、宅配便の発送から配達までかかる時間は20年、新型コロナウイルス感染症の影響で19年より2・03時間伸び、58・23時間となった。72時間定時到着率は2・15ポイント低下の77・11%だった。月別では1~3月の影響が大きく、配達所要時間が明らかに伸び、72時間定時到着率も下がった。4月から生産・操業再開の効果が表れ、通常水準に近づいた。第13次5カ年計画(2016~20年)期間、配達所要時間は15年末より0・48時間短縮し、72時間定時到着率は1・58ポイント高まった。

 地域別では、東部宛ての宅配便が到着するまでの時間は平均53・51時間で19年より2・05時間短縮、中部宛ては58・42時間で0・80時間延長、西部宛ては68・60時間で4・97時間延長した。(c)Xinhua News/AFPBB News