【1月19日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)の選手6人が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性が確認されたことを受け、20日に予定されていたシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)とのロード戦が延期となった。NBAが18日に明らかにした。

 NBAの新型ウイルス対策規定の下、ウィザーズは出場に最低限必要な選手8人を試合に送り込むことができず、ここ8日間で5試合連続の延期が決まった。約1か月前に開幕した今季のNBAで試合が見送られるのは、今回のホーネッツ対ウィザーズ戦で通算15試合目となり、今月10日からの11日間では14試合目となる。

 ウィザーズの次戦は22日に予定されているミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)とのロード戦となっている。

 ウィザーズのスコット・ブルックス(Scott Brooks)ヘッドコーチ(HC)は、昨季の中断明け後に使われたような隔離環境の「バブル」ではなく、今後も各チームの本拠地で試合を開催するNBAの方針を引き続き信頼していると話している。

「いくつか障害にぶつかることは前から想定していた。しっかりかじを取っていく必要がある。この数日はチームにとって厳しい状況となっているのは間違いないが、これからも一丸となって仕事を続け、前に進んでいかなければならない」 (c)AFP