【1月19日 AFP】20-21イタリア・セリエAは18日、第18節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は約2か月ぶりにリーグ戦の先発に復帰したFWズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が2得点を挙げ、敵地でカリアリ(Cagliari Calcio)を2-0で下した。

 7分にPKで先制点を奪った39歳のイブラヒモビッチは、後半開始直後にも追加点を挙げた。

 2010-11シーズン以来のタイトル獲得を目指すミランは、前日の試合で王者ユベントス(Juventus)に2-0で勝利したインテル(Inter Milan)に勝ち点で並ばれていたが、ライバルとの差を再び3ポイントにした。

 ミランのステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督は「この勝利は、インテルへというよりも、とりわけわれわれ自身への合図になる」と述べ、「全員がミランを頂点に戻したいと思っている。ここから最後まで全力を尽くす」と続けた。

 タイトル獲得に弾みをつけるため、ミランが元ユベントスのFWマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)を獲得するとみられる中、けがから回復したイブラヒモビッチは、万全のコンディションに戻っていることを証明した。

 今季のリーグ戦で5度目の1試合2得点を記録し、出場8試合でゴール数を12に伸ばしたイブラヒモビッチは、マンジュキッチの加入について「うれしい。俺たちは相手を脅かす二人になる」と語った。

 また、リーグ戦が折り返しに近づく中でチームはうまくやっていると話し、「ここから最も難しい試合が始まる。難しい日程になるだろう。マンジュキッチと(スアリオ・)メイテ(Soualiho Metie)の他に誰か来るのかは知らないが、監督がローテーションできる選手は増えるだろう」と付け加えた。(c)AFP/Emmeline MOORE