【1月19日 Xinhua News】中国山東省(Shandong)栖霞市(Qixia)で10日に起きた金鉱爆発事故の救助現場で17日夜、坑内に閉じ込められた作業員から救援を求める手書きのメモが地上に届いた。同日午後に作業員のいる坑道へ通じる穴が貫通し、地上と連絡できるようになっていた。

 メモには「坑内には22人がいる。五中段(地下648メートル地点)に11人、六中段(地下698メートル地点)に1人いて、そのうち4人が負傷している。他の10人の状況は分からない」と書かれており、皆体力の消耗が激しく、救援を続けてほしいなどと訴えていた。

 現場では18日午前5時頃、坑道へ通じる穴がもう1本貫通した。現在も懸命な救助活動が続けられている。(c)Xinhua News/AFPBB News