【1月19日 CGTN Japanese】造船業界の盛衰は、経済状況を判断する上での重要な風向計と言えます。2020年の新型コロナウイルス感染症と経済の不確実性という二重の影響下で、世界の造船業は約30年来の大不況に陥っており、各国の造船企業の手持工事量はいずれも大幅に減っています。

 しかし、工業情報化部がこのほど発表したデータによりますと、2020年の中国の新造船受注量は韓国を上回り、2年ぶりに世界一に戻ったことが分かりました。2020年の中国と韓国の新造船受注量の世界シェアはそれぞれ48.8%と41.4%で、世界1位と2位であり、日本は7%で3位ということです。

 統計によりますと、2020年の中国の造船竣工量と手持工事量が世界全体に占める割合はそれぞれ43.1%と44.7%で、世界シェアをリードしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News