【1月17日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に移籍したジェームズ・ハーデン(James Harden)が、16日のオーランド・マジック(Orlando Magic)戦で新天地デビューを飾り、トリプルダブルを記録した。ケビン・デュラント(Kevin Durant)もシーズン最多の42得点を挙げ、チームは122-115で勝利した。

 ハーデンは32得点、14アシスト、12リバウンドを記録し、史上初めて新チームデビュー戦で30得点超えのトリプルダブルを達成した選手になった。

 ロケッツと仲たがいするようにして、4チームが絡むトレードで移籍したハーデンだが、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)時代にもチームメートだったデュラントが待つネッツでは、加入後の初得点こそ第1クオーターの終了間際まで待たなくてはならなかったものの、明らかにはつらつとしたプレーを見せた。

 もっとも、ハーデンとバックコートでコンビを組むはずのカイリー・アービング(Kyrie Irving)は引き続き個人的な理由でチームを離れており、ハーデン、デュラント、アービングの新ビッグスリーの本格始動はこの日はお預けとなった。

 アービングはリーグの新型コロナウイルス対策に違反して5万ドル(約520万円)の罰金を科された後、6試合連続で欠場している。この期間中には、マスクをせずに家族とパーティーに興じている様子がSNSで確認された。

 リーグ得点王を4回経験しているデュラントは、フィールドゴール(FG)26本中16本を成功させ、フリースローは5本全てを成功させた。マジック戦はネッツ加入後の10試合目で、試合開始時点で1試合平均では29得点7リバウンドを記録していた。

 他にはジョー・ハリス(Joe Harris)が17得点、ジェフ・グリーン(Jeff Green)が10得点を挙げた。(c)AFP