【1月15日 AFP】ロシアは15日、非武装の偵察機が締約国の領空を飛行することを認める領空開放条約(オープンスカイズ条約、Open Skies Treaty)から脱退すると表明した。

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 同条約からは、米国も昨年脱退している。ロシア外務省は同日出した声明で、米国の脱退後に「機能の維持」を目指していく上で「前進が見られなかった」として、「離脱に向けた国内手続き」を開始すると発表した。

 同条約は、ソ連解体直後の1992年に調印され、2002年に発効していた。(c)AFP