【1月16日 CGTN Japanese】ボアオ・アジアフォーラムは14日、「自由貿易協定 アジアの選択」と題した報告書を発表しました。報告書は、アジアの主要経済体間で進められてきた自由貿易の連携と協定の再編・統合に力を入れること、より広い範囲の地域的自由貿易協定の形成を促進すること、アジア地域経済一体化といった新たな青写真をともにつくることを提案しました。

 報告書は、アジア各国はコア公共製品の貿易、サプライチェーンの円滑化、デジタル貿易などの問題について、自由貿易協定ルールの研究に力を入れること、アジア自由貿易協定の活用率を引き上げて、域内企業と民衆の充実感を強めること、開放をもって改革を推し進め、国内政策を充実させて自由貿易により適応すること、後発国の自由貿易協定への参加を促し、能力の整備を強化すること、各国の国情に立脚しながら、未来志向のアジア高レベルの自由貿易エリアの建設を加速して、多国間貿易体制を推し進める改革を行うというアジアのプランを打ち出すことを提案しました。

 ボアオ・アジアフォーラムの李保東(Li Baodong)事務総長は報告書の討論会で、新型コロナウイルス感染症を前にして、アジア各国はいっそうの協力と共同救済が求められているとしたうえで、オープンな姿勢で自由貿易協定を含めた域内協力の段取りを積極的に進めて、域内の経済成長に新たな原動力をもたらすことが必要だと述べました。

 また、周小川(Zhou Xiaochuan)副理事長は、当面の任務として、アジアの各経済体がより高いレベル、より広い分野、より広い範囲をカバーしている自由貿易協定への参加を推進するとともに、アジアの実践を通じて、世界貿易機関(WTO)の改革と多国間貿易ルールの再構築を推進していくべきだと表明しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News