【1月15日 AFP】ブルガリア西部ペルニク(Pernik)とブレズニク(Breznik)では毎年1月13日の夜、悪魔を追い払い、健康と豊作を祈る祭りが行われ、参加者らがたき火の周りで踊る──。翌14日には、ふさふさの衣装と怖い動物の仮面をかぶった参加者らが、大きなベルを鳴らして家々を回る。

 この祭りは「スルバ(Surva)」などの名で知られ、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の無形文化遺産(Intangible Cultural Heritage of Humanity)にも登録されている。

 ブルガリアの保健当局は今年、コロナ禍での祭りの開催を許可したが、感染予防策として、参加者らは例年かぶっている仮面の代わりに、医療用マスクの着用が求められた。

 映像は13日撮影。(c)AFP