【1月15日 AFP】(写真追加)北朝鮮が朝鮮労働党大会を記念して軍事パレードを実施し、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を公開した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が15日、伝えた。

 党大会では、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党総書記が、米国を「最大の敵」だと非難しており、米国のジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領の就任を前に、軍事力を誇示する狙いがある。

 KCNAは、「世界で最も強力な兵器、SLBMが次々と金日成広場(Kim Il Sung Square)に入り、朝鮮人民軍の力を誇示した」と報じた。

 軍事パレードでは、「国外の敵を先制攻撃し、壊滅させられる性能」を持ったミサイルも公開された。

 専門家によると、北朝鮮は党大会を利用して米国の次期政権に軍事力を誇示し、譲歩を引き出そうとしているという。(c)AFP