【1月16日 CGTN Japanese】中国が独自に開発して四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)内で行われていた高温超伝導高速リニアモーターカーのサンプルの組み立て作業が13日午前中に完了しました。理論上の設計時速は620キロに達するとのことです。

 高温超伝導リニア交通技術を利用した車両は節電型であり安定しています。また構造が簡単で、走行コストが低いなどのメリットがあります。さまざまな速度域に適しているのも特徴で、特に高速と超高速路線での走行に適しています。試作車検証区間は西南交通大学牽引動力国家重点実験室に設けられ、全長は165メートルです。検証作業は高温超伝導高速リニアモーターカー技術の事業化を推進する上での重要なステップであり、高温超伝導高速リニアモーターカーの浮上、誘導、牽引、制動などの基本機能試験を実施することで、技術の進化、事業モデルの策定、学術面での確立にとって重要な意義があるとされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News