【1月14日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2021)の主催者は13日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由に、女子の大会を延期すると発表した。一方で男子の大会は予定通り開催すると強調した。

 主催者は2月と3月に行う予定だった女子と男子U-20の大会を「春の後半か夏の初め」に開催する意向を示した。新型ウイルスの感染拡大により、女子のシックスネーションズは前回大会も昨年11月に打ち切りとなった。

 英国は同ウイルスの被害が最も大きい国の一つで、8万3000人以上が命を落としている。現在は第3波に見舞われる中で、新たに発見された変異株が原因で1日当たりの死者数・陽性者数は過去最多を更新している。

 しかし主催者側は、男子の新シーズンは予定通り2月6日に開幕すると自信をのぞかせた。「2020年のシックスネーションズとオータム・ネーションズカップ(Autumn Nations Cup 2020)を完結させた成功体験がある。われわれは各国政府当局と常に協議し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策をさらに強化している」 (c)AFP