【1月14日 AFP】米疾病対策センター(CDC)が公表しているデータによると、米国で新型コロナウイルスワクチンの1回目接種を受けた人の数は13日、1000万人を超えた。ただ政府が目標として掲げていた接種ペースには依然として届いていない。

 CDCによると、米製薬大手のファイザー(Pfizer)とモデルナ(Moderna)がそれぞれ開発したワクチン計2938万125回分が各州に配布され、うち1027万8462回分が1回目の接種に使用された。米国の人口約3億3000万人の約3.1%が接種を受けた計算だが、今のところ子どもは接種対象になっていない。

 米国で接種を受けた人の数は欧米諸国で最多だが、昨年12月末までに2000万人に接種するとしていた政府の目標には程遠い。人口比の接種率が最も高い国はイスラエルで、次いでアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、英国、米国となっている。(c)AFP