【1月14日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は196万3557人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも9157万4350人の感染が確認され、少なくとも5630万6300人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 12日には世界全体で新たに1万7623人の死亡と73万7900人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の4473人。次いでメキシコ(1314人)、英国(1243人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに38万821人が死亡、2284万8706人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は20万4690人、感染者数は819万5637人。以降はインド(死者15万1569人、感染者1049万6367人)、メキシコ(死者13万5682人、感染者155万6028人)、英国(死者8万3203人、感染者316万4051人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの174人。次いでスロベニア(147人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(133人)、イタリア(132人)、チェコ(128人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が63万3955人(感染2948万8840人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が53万5974人(感染1672万7673人)、米国・カナダが39万8002人(感染2352万1833人)、アジアが22万7491人(感染1441万8119人)、中東が9万2648人(感染427万6704人)、アフリカが7万4542人(感染310万9781人)、オセアニアが945人(感染3万1402人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP