【1月13日 CGTN Japanese】河北(Hebei)地域における機動的かつ迅速な新型コロナウイルス感染症診断を支援するため、10日夜に湖北省(Hubei)の武漢大学中南病院を出発したCT搭載車が20時間の移動を経て11日夕方に河北省南宮市(Nangong)に到着し、運用を開始しました。

 このCT搭載車は長さ15メートル、高さ4メートル、500万元(約8000万円)相当で、新型コロナ感染者のスクリーニングや健康診断に用いることができます。1日平均200~300人分の検査が可能で、迅速な肺部CT検査の他、5G技術による医療用画像の送信と遠隔診断が可能です。また、感染症の拡大防止においても、CT搭載車は効果的に隔離と保護ができます。

 このほか、北京市、天津市(Tianjin)、江蘇省(Jiangsu)、浙江省(Zhejiang)、湖南省(Hunan)、広東省(Guangdong)、江西省(Jiangxi)などから医療物資の支援及び専門チームの派遣が行われ、河北省のPCR検査や追跡調査などを支援しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News