【1月13日 CGTN Japanese】オーストラリアが安全保障を口実として、中国企業による正当な買収案を否決したことについて、中国外交部の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は12日の定例記者会見で「オーストラリア側の行為は両国の実務協力の良好な発展の勢いを妨げ、オーストラリアのイメージと信用をも損なった」と述べました。

 また、趙報道官は「中豪経済貿易投資協力の本質は互恵・ウィンウィンだ。中国政府は中国企業に対し、国際ルールと現地の法律・法規を遵守した上で対外協力を展開するよう一貫して求めている。正常な商業協力に政治を持ち込み、『安全保障』を口実として政治介入することは、いかなるやり方であっても誤りである。オーストラリア側が市場開放と公平な競争の原則を堅持し、中国を含む海外企業に公平で開放的な、差別の無いビジネス環境を提供することを望む」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News