【1月13日 People’s Daily】2020年のマラソン大会シーズンが間もなく終わる。今シーズンでは、中国陸上競技協会は等級別・分類別に正確な施策を行うことで、新型コロナウイルス危険度の低リスク地域でのマラソン大会の開催を徐々に解禁し、ランニング愛好者の大会参加ニーズに応えてきた。

 検温、健康コードの提示。2020年11月29日早朝、一連の検査プロセスを済ませたうえで、1万人の選手が南京オリンピックスポーツセンターの南京(Nanjing)マラソンスタート地点の準備区に入った。各選手は出場前に、PCR検査の陰性証明書(紙媒体)の提出と、「健康安全責任承諾書」に署名の上、防疫行程カードの14日間の行動軌跡の提示が必要となった。

 マラソン大会の再開のためには、しっかりとしたコロナの予防・コントロール対策が、主催者の最も重要な任務となっていた。同協会の水涛(Shui Tao)副秘書長によると、現在、マラソン大会の開催には地元政府が主催し、現地防疫などの関連行政機関の許可を得ることが必要だ。さらに、適切な規模に抑える必要がある。

 しっかりとしたコロナの予防・コントロールの実施と同時に、市民の大会出場希望を可能な限り満たすに、各大会の主催者も工夫してきた。2020年12月12日、寧波(Ningbo)東銭湖マラソン大会が美しい東銭湖畔で行われた。同協会が認証した競技として、今回の東銭湖マラソン大会にはハーフマラソンとミニ競技の2種目のみを企画し、計4000人余りの選手が出場した。感染予防・コントロールのために、主催者は参加者向けに無料のPCR検査サービスを行った。

 マラソン大会の開催原則として、中国陸上競技協会は等級別・分類別、正確に施策を行う方法を取った。例えば、コロナ危険度の中高リスク地区では大会を開催しないこととした。開催方式については、オンラインとリアルの組み合わせにし、マラソン大会をしだいに再開していくとした。

 オンラインの利点は参加者が分散しているので、同じ時間に異なる場所で幅広く開催でき、多くの人を引きつけてランニングフィットネスの参加を促し、全市民の健康を促進できる点にある。

 10月初めまでに、中国国内で開催されたオンラインマラソンは368回、オンライン参加者は5200万人に達した。この間、中国陸上競技協会は「全中国を走る」オンライン活動を企画・実施した。ランニング活動の企画形式とプラットフォームを広げ、オンライン方式でリアルなマラソン大会の開催数の不足を補った。

 12月20日、約2万人が参加した2020年福州マラソン大会が開幕した。この大会の終了をもって、このシーズンの国内マラソン大会が閉幕した。しかし、ランニング愛好家の「冬休み」は長くない。まもなく1月3日にアモイマラソン大会と共に2021年のシーズンが幕を開ける。

 水氏は、2021年のシーズンが近づき、マラソン大会の開催にはしっかりとした準備が必要だと言う。「マラソンは密集度が高く、流動性が高い試合になるので、リアルのマラソンを企画するには、コロナの予防・コントロール対策が必要となる。ランナーの心理状態や、出場の適応性を十分に考慮しないといけない。中国陸上競技協会は健康出場提案書を発表し、科学的かつ体系的なトレーニングを促し、高頻度、短い距離でのランニングを勧めている」 (c)People’s Daily/AFPBB News