【1月13日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間12日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は194万5437人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも9080万7760人の感染が確認され、少なくとも5590万8500人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 11日には世界全体で新たに9287人の死亡と61万2963人の新規感染が発表された。 死者の増加幅が最も大きいのは米国の1884人。次いでドイツ(891人)、メキシコ(662人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに37万6283人が死亡、2261万9030人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は20万3580人、感染者数は813万1612人。以降はインド(死者15万1327人、感染者1047万9179人)、メキシコ(死者13万4368人、感染者154万1633人)、英国(死者8万1960人、感染者311万8518人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの174人。次いでスロベニア(145人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(133人)、イタリア(131人)、北マケドニア(126人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が62万6207人(感染2919万4418人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が53万2730人(感染1659万9539人)、米国・カナダが39万3316人(感染2328万4378人)、アジアが22万6587人(感染1437万3300人)、中東が9万2242人(感染424万2670人)、アフリカが7万3410人(感染308万2084人)、オセアニアが945人(感染3万1378人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP