【1月13日 Xinhua News】米電気自動車(EV)大手のテスラ(Tesla)は今月、中国北京市の八達嶺スキー場に、急速充電器「スーパーチャージャー」8基を備える「スーパーチャージャーステーション」を開設した。北京大興国際空港にもアジア太平洋地域の空港で初めて同ステーションを開設した。

 これにより、同社が中国本土に開設したスーパーチャージャーステーションは700カ所を超え、「スーパーチャージャー」は5700基以上となり、国内300都市をカバーしている。

 テスラはまた、上海市で4200万元(1元=約16円)を投じ、研究開発と生産を一体化したスーパーチャージャー工場を設立。2021年第1四半期(1~3月)に稼働を開始し、V3スーパーチャージャーを中心に年間1万基を生産する計画となっている。同社によると、スーパーチャージャーはこれまで全て米国から輸入していたが、中国での生産実現により、国内の充電器設置を加速させ、急増する利用者の充電ニーズに対応するとともに、V3スーパーチャージャーの中国での普及をさらに進めていく。(c)Xinhua News/AFPBB News