【1月13日 Xinhua News】中国各地ではこのところ、海外からの入境者隔離政策の段階を引き上げ、新型コロナウイルス感染症予防・抑制を強化している。

 遼寧省(Liaoning)瀋陽市(Shenyang)は12月29日、同市を入国地点または目的地とする入境者に対し、同日より「14日プラス7日」(14日間の施設隔離後、7日間の自宅隔離)の集中隔離観察を厳格に順守するよう求めた。

 浙江省(Zhejiang)政府は7日、記者会見を開き、感染症対策が直面する新たな状況に対応するため、入境者に対し「14日プラス7日プラス7日」の健康管理措置の実施を発表した。「14日プラス7日」に加え、さらに7日間の健康モニタリングを行う。

 北京市や湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)などでも「14日プラス7日」の健康管理措置を取っており、核酸検査の回数を増やす地方もある。

 浙江省では入境者全員に対し、集中隔離開始時と14日間の隔離終了時に核酸検査を実施。自宅隔離と健康モニタリングの終了時にもそれぞれ無料検査を行う。(c)Xinhua News/AFPBB News