【1月16日 CGTN Japanese】中国中小企業協会が11日に発表した最新データによりますと、2020年第4四半期の中小企業発展指数(SMEDI)は第3四半期より0.2ポイント上昇して87に達し、3四半期連続して回復し、年間の最高数値を記録しました。

 業界別で見ると、不動産業の指数が0.2ポイント低下したのを除き、工業、建設業、交通運輸、卸売りと小売り、社会福祉事業、情報伝送ソフトウエア業、宿泊および飲食業などの指数がいずれも第3四半期より回復しています。

 これについて、中国中小企業協会は、雇用や金融、貿易を含む六つの分野の安定化と、基本的民生や市場主体、食糧とエネルギーの安全を含む六つの部分の運営を確保する対策が持続的に効果を発揮していることが、中小企業の供給と需要の持続的な改善につながり、また、販売量指数が全体的に上昇し、市場の見通しが改善しつつあると見ています。

 中国中小企業発展指数は中国中小企業協会が定めているもので、景気の水準ラインを100としています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News