【1月12日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間11日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は193万4693人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも9019万6880人の感染が確認され、少なくとも5559万2800人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 10日には世界全体で新たに8659人の死亡と66万9440人の新規感染が発表された。 死者の増加幅が最も大きいのは米国の1957人。次いで英国(563人)、メキシコ(502人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに37万4341人が死亡、2240万9480人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は20万3100人、感染者数は810万5790人。以降はインド(死者15万1160人、感染者1046万6595人)、メキシコ(死者13万3706人、感染者153万4039人)、英国(死者8万1431人、感染者307万2349人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの173人。次いでスロベニア(144人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(132人)、イタリア(130人)、北マケドニア(126人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が62万1113人(感染2896万5425人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が53万753人(感染1652万5174人)、米国・カナダが39万1279人(感染2306万8650人)、アジアが22万5774人(感染1433万1382人)、中東が9万2114人(感染422万1010人)、アフリカが7万2715人(感染305万3896人)、オセアニアが945人(感染3万1350人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP