【1月11日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)の歴代最多得点記録を持つセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が10日、新型コロナウイルスの陽性者と接触したため自主隔離に入っていることが分かった。

 シティは選手とスタッフ11人から陽性が出るなど感染拡大が続いており、アグエロ自身は陰性だったものの、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は濃厚接触者のプロトコルによりアルゼンチン代表FWが隔離を義務付けられていると明かした。

 3-0でバーミンガム・シティ(Birmingham City)に勝利したイングランドFAカップ(FA Cup 2020-21)3回戦後に指揮官は、「残念ながらセルヒオは陽性者と濃厚接触したため数日間の隔離中だ」と明かした。「彼は陰性だが、プロトコルには接触があった場合は隔離しなければならないとある」

 昨年のクリスマス以降、シティはガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)、カイル・ウォーカー(Kyle Walker)、エデルソン(Ederson Santana de Moraes)、フェラン・トーレス(Ferran Torres)、エリック・ガルシア(Eric Garcia)、スコット・カーソン(Scott Carson)、コール・パーマー(Cole Palmer)、トミー・ドイル(Tommy Doyle)が相次いで陽性反応を示した。

 なお、ジェズスとウォーカーは隔離期間を終えてバーミンガム戦に出場し、エデルソンはベンチ入りした。

 相次ぐけがに悩まされているアグエロは、今季の先発はわずかに3試合と不本意なシーズンを送っており、今回の隔離によりさらに逆風が吹くこととなった。

 シティはブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)、クリスタルパレス(Crystal Palace)、アストン・ビラ(Aston Villa)とのホーム3連戦を10日間で消化することとなるが、アグエロは最低でもその最初の2試合を欠場する見通しとなっている。(c)AFP