【1月10日 AFP】男子ゴルフ、世界ランキング3位のジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)が9日、出場しているセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(Sentry Tournament of Champions 2021)のラウンド中に同性愛嫌悪の暴言を吐いたことについて謝罪した。

 トーマスは、同日にハワイ州カパルア(Kapalua)のカパルアGCプランテーション・コース(Kapalua Golf Club Plantation Course、パー73)で行われた大会3日目の4番ホールで、約1.5メートルのパーパットを外した際に同性愛嫌悪的な言葉を発すると、これがテレビ中継のマイクに拾われ、SNSですぐさま怒りを呼んだ。

 トーマスは「言語道断」だとして謝罪し、「自分は大人だ。大の大人として、あのようなことを言う理由はない。ひどい。深く恥じている」と話した。

 今回の発言について米国男子ゴルフツアー(US PGA Tour)はトーマスに罰金を科す見通しで、「本人がラウンド後に話した通り、われわれもジャスティンの発言は許されないと考えている」とコメントを出している。

 トーマスはこの日5アンダー「68」で回り、首位から4打差の5位タイで最終日を迎えることになっている。(c)AFP