【1月10日 AFP】2020-21アルペンスキーW杯は9日、スイス・アーデルボーデン(Adelboden)で男子大回転第6戦が行われ、米国のトミー・フォード(Tommy Ford)が激しく転倒するアクシデントがあった。

 31歳のフォードは、コース終盤の急な斜面で旗門に当たって転倒し、頭から地面にぶつかった後、数十メートル滑り落ちてようやく止まった。医療スタッフが現場へ急行し、フォードは20分後にヘリコプターで病院へ搬送された。

 その後、米国チームがツイッター(Twitter)で「(フォードは)頭と首を少し痛めたが、順調に回復している。膝も負傷し、こちらは詳しい診断を行っているところだ」と発表した。

 レースはアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault、フランス)が優勝し、前日に続く大回転連勝を飾った。(c)AFP