【1月11日 Xinhua News】中国重慶市(Chongqing)南川区の不動産会社で働く警備員の鄒洪(すう・こう)さんがこのほど、パトロール中にフクロウによく似た茶褐色の羽を持つ大きな鳥を発見した。

 発見場所のすぐ近くに生態峡谷があることから、鄒さんはこの鳥が峡谷に生息する野生動物である可能性が高いと判断。直ちに野生動物救助ステーションに連絡し、保護を求めた。

 同市薬物種植研究所・陸生野生動物収容救護ステーションの専門家、張承露(ちょう・しょうろ)氏は、この鳥が鋭い爪とくちばしを持ち、頭頂部に鳳凰(ほうおう)形の冠のような模様があることから、国家2級保護野生動物の中型猛禽(もうきん)類、カンムリオオタカだと判定した。

 この鳥は発見場所で応急処置が取られた後、同ステーションに運ばれ、保護された。(c)Xinhua News/AFPBB News