【1月9日 CGTN Japanese】漢民族の伝統的な民族服である漢服をテーマとする祭り、2021中国成都国際漢服祭がこのほど、四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の平楽古鎮で開催されました。大規模な国風パレード、古い街並みを背景にした漢服ファッションショー、提灯をぶら下げての街めぐり、漢服をテーマにしたパーティー、灯篭(とうろう)流しなどのイベントのほか、出展業者を招いての漢服フォーラムも催されました。関係者は漢服産業の発展に焦点を当て、手を携えて「中国一の漢服の街作り」を目指しています。

 今回の国際漢服祭には30以上の優秀なブランドが出展しました。ブランドが集結したことや各団体、KOL(キー・オピニオン・リーダー。ネットなどを通じて人々の意見形成に大きな影響を与える人)など、多くの方面の力が集まり、この街を漢服という資源を共有するプラットフォームにしました。

 成都平楽古鎮は「南シルクロードの最初の駅」として知られており、将来的には数百万人もの観光客が訪れることを土台にして、漢服産業のレベルアップを目指していきます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News