【1月8日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領は7日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の支持者らによる連邦議会議事堂への乱入を受けて、トランプ氏への激しく批判し、議会に乱入した人々を「暴徒、反逆者、国内テロリスト」と呼んだ。

 バイデン氏は、トランプ氏の免職を求める声が高まっていることには言及しなかったが、「全力を挙げて米国の民主主義制度を攻撃」したとしてトランプ氏を非難した。「過去4年間、大統領はあらゆる行動で、わが国の民主主義、憲法、法の支配を軽視する姿勢をあらわにしてきた」

 バイデン氏は「私の考えでは、きのうはわが国の歴史の中で最も暗い日々の一つだった」と述べた。

 バイデン氏は議会に乱入したトランプ氏の支持者らについて、「彼らは抗議者ではない」と述べ、「暴徒、反逆者、国内テロリスト」と呼んだ。

 これに先立ち、民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長とチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務はマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領に対し、合衆国憲法修正25条を発動し、トランプ氏を即時免職するよう要求していた。(c)AFP/Chris Lefkow and Jerome Cartillier