【1月8日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間7日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は188万4187人に増加した。

【図解】新型コロナ 世界に広がる変異株

 これまでに世界で少なくとも8716万2540人の感染が確認され、少なくとも5423万3100人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 6日には世界全体で新たに1万4615人の死亡と74万8244人の新規感染が発表された。 死者の増加幅が最も大きいのは米国の3626人。次いでブラジル(1242人)、メキシコ(1165人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに36万1297人が死亡、2130万5323人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万8974人、感染者数は787万3830人。以降はインド(死者15万336人、感染者1039万5278人)、メキシコ(死者12万9987人、感染者147万9835人)、英国(死者7万7346人、感染者283万6801人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの172人。次いでスロベニア(139人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(128人)、イタリア(127人)、北マケドニア(123人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が60万1606人(感染2797万1353人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が51万9683人(感染1604万6726人)、米国・カナダが37万7633人(感染2193万370人)、アジアが22万3149人(感染1414万3903人)、中東が9万1304人(感染412万3735人)、アフリカが6万9867人(感染291万5217人)、オセアニアが945人(感染3万1239人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP