【1月7日 CGTN Japanese】生態環境部は5日、「炭素排出権取引管理法(試行)」を公表し、排出量の割り当て方法と対象となる重点排出企業のリストを発表しました。これは、今年1月1日から、中国の炭素排出権取引市場における電力業界の最初の約束履行期間が始まったことを意味します。  

 生態環境部気候変動対応局の李高局長は今回発表された「管理法」について、「排出量は業界の高度な排出水準を基準として無料で割り当てられ、企業の生産高と関連付けられており、優れた企業を奨励し、立ち遅れた企業には罰則を与えることを具体的に示している」と述べました。削減の主体は企業に焦点があてられており、中国が国家レベルで温室効果ガス排出削減の責任を企業に担わせるのは、今回が初めてです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News